オリジナルBGM集37作目「SCREAMⅠ」解説 PART3~Anesthesia~

遅ればせながら、いや遅れすぎ。
今回は2曲目「Anesthesia」についてダラダラっと書いていこうと思います。
タイトルの意味は麻酔、知覚麻痺、無感覚症等々、私としては鎮静剤の意も込めてる。

打ち込みテーマは「本来落ち着いてないけど落ち着いて見せてる」です。
ハイハットを先頭にドラムパートはあらぶってるけどメロは上がりきらないみたいな。
メインフレーズはまさに麻酔だと思ってる。わかる人はたぶんいない。

あと久しぶりに泡がはじける音を入れたりしてます。それとボール打つ音。
SOLIDなことやってるはずなのにこうゆう効果音が入るのはいい汚し、なはず。
アウトロは一回終わってまた始まってすぐ終わる意地悪仕様。いじわる。

ちなみに当初は1曲目の予定もありました。でもイントロが唐突なのでやめたのです。
あとSCREAMを担う曲であるにもかかわらずSCREAMしてないから、表面上はね?
もちろん抑えつけられた痛みや叫びはこの曲にもあるのです。だから入ってるわけで。

それと、デモテイクの時はもうちょい輪郭のないサイケなアレンジでしたね。
ただもうその時には「Not Found」という奇作ミニマルテクノ君がいまして。
バランスとるために打ち込みなおしてアレンジも今の形に変えたという経緯。

ごほんごほん。まぁメイン級ではないです。いわゆるA面チックなものではない。
だけどたくさん曲を作ってのこれが生まれたことは個人的に大発明でした。
ハイハットの荒ぶりをやれただけで大満足でした。5本満足です(1本じゃダメ)